【第1回マモリクラブ人事会レポート】強固な「守り」が企業の未来を拓く!未来志向のBCPで持続的成長を実現する具体策とは?

2025年9月11日、多くの企業経営者・担当者の皆様にお集まりいただき、

イベント「BCP・リスクマネジメント入門~災害・緊急時の事業継続を実現するヒント」を盛況のうちに開催いたしました。

本レポートでは、当日のイベントの様子をダイジェストでお届けします。

「参加したかったけれど、都合がつかなかった」
「BCPの重要性は分かっているが、何から手をつければいいか分からない」という方、必見です。
この記事を読めば、不確実な時代を勝ち抜くための経営戦略のヒントがきっと見つかります。

■マモリクラブ人事会とは

人事のリスク回避や課題解決に役立つ実践的な知識と他社事例を学び、交流する場です。

ネットでは見つからないリアルな情報を共有し、会社の守備力を強くする。参加者自身のキャリアアップにも繋げてもらうために開催しています。

■なぜ今、BCPが「企業の強み」になるのか?

「BCP(事業継続計画)は、コストがかかる守りの対策だ」

そうお考えの方も多いかもしれません。しかし、近年の激甚化する自然災害や不安定な世界情勢の中、取引先があなたの会社を選ぶ基準は大きく変化しています。

「この会社は、万が一の時も事業を継続できるだろうか?」

この問いに対する盤石な信頼性こそが、競合他社との大きな差別化要因となり、企業価値を向上させる大きな「強み」になるのです。

本イベントでは、この「未来志向のBCP」をテーマに、リスク対応力をいかにして企業の強みに変えていくか、その具体的な手法について、JX通信社の代表取締役米重 克洋 氏が徹底解説しました。

【第1部】BCPの成否は“事前の備え”で決まる!見落とされがちなポイントとは

イベントの冒頭では、近年のリスクのトレンドを解説。 巨大地震や風水害といった自然災害だけでなく、サプライチェーンの寸断など、企業を取り巻くリスクが多様化・複雑化している現状を共有しました。

その上で、基本的な災害への備えについて、多くの企業が見落としがちなポイントを指摘。特に参加者の皆様が頷かれていたのは、”情報収集”の重要性です。

災害発生時、不確かな情報に惑わされず、いかに迅速かつ正確に状況を把握し、次の打ち手を判断できるか。そのための具体的な情報収集体制の構築方法について、業種別の事例(製造業、不動産業、サービス業)を交えながら詳しく解説しました。

【第2部】膨大な情報から”必要なリスク”だけを瞬時に掴む
     「FASTALERT」

イベント後半では、JX通信社が提供するAI防災・危機管理情報サービス

「FASTALERT(ファストアラート)」をご紹介しました。

第1部で議論された「情報収集」の課題を解決するツールとして、SNS上に投稿される膨大な情報から、リスク情報だけをAIが瞬時に検知・通知する仕組みをデモンストレーション。災害、事故、事件など、企業の事業継続に影響を及ぼす様々なリスクをいち早く察知し、初動対応を加速させるFASTALERTの有用性を体感いただきました。

【第3部】情報交換会!経営者たちのリアルな悩みと対策

イベント終了後には、ご参加いただいた皆様による交流会を実施。会場は、イベントで得た学びを自社にどう活かすか、熱心に語り合う参加者の皆様の熱気に包まれました。

「うちの業界だと、特にサプライチェーンのリスクをどう評価していますか?」

「従業員の安否確認、皆さんの会社ではどんなツールを使っていますか?」

など、業種や企業の垣根を越えて、机上の空論ではない、現場のリアルな課題や実践的なノウハウが飛び交います。
登壇者も輪に加わり、個別の質問に答える場面も見られ、参加者の皆様は真剣な表情で耳を傾けていました。

同じ課題意識を持つ経営者同士だからこそ生まれる共感や、他社の取り組みから得られる新たな気づき。この情報交換会は、自社の課題を再認識し、次の一手を見つけるための非常に貴重な機会となったようです。

■まとめ BCPは、未来を切り拓くための経営戦略

今回のイベント、そして情報交換会を通じて、BCPが単なる災害対策ではなく、顧客や従業員からの信頼を獲得し、企業成長を加速させるための「未来志向の経営戦略」であることを改めて実感いただけたのではないでしょうか。

ご参加いただいた皆様からは、

「BCP策定の具体的なステップが明確になった。」

「リスクマネジメント対応の内容が良く理解できた。」

といった嬉しいお声を多数頂戴しております。

――――

■学べる&情報交換できるイベント続々開催します!!

マモリノジダイでは、今後も中小企業の守備力を高め、成長を支援するためのイベントやコンテンツを企画してまいります。

ご興味のある方は、ぜひ現地開催・オンラインのイベントへ足をお運びください。

TOP